新卒(既卒)のインド現地採用だめでした

こんにちは、こるますです。

日本で就職することが決まったところですが、実はインドでの現地採用を目指していた時期もございました。ざっと振り返ってみます。就職までたどり着いていないので、現実が見えていないところも多々あります。

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新卒(既卒)でインド現地採用の振り返り

大学を卒業後、一度も就職していない者を既卒。2010年に厚生労働省により青少年雇用機会確保指針が改訂され(厚労省HP)、大学卒業後3年以内は新卒枠に応募可能です。ちなみに、第二新卒は大学卒業後一度就職し、かつ、卒業後3年程度以内の方です。

既卒でインド現地採用での就職を希望していた理由

  1. 海外で働ける
  2. 給料がそこそこいい
  3. 少数精鋭かな

1. 海外で働ける

日本の企業に就職して海外で働くことを考えた場合、駐在として派遣されれば、かなえることができます。大学在学中に企業説明会に行くと、「弊社は若手社員も海外駐在できます!」と聞きました。

ただ、過去の実績を聞くと早くて3年、男性社員のみ、という企業にしか出会えませんでした。女性が1年目から海外に行けているという企業もありましたが、それは海外出張でした。いろんな事情があるのでしょう。←悟り世代っぽい

手っ取り早く海外で働ける点は、私にとって現地採用の最大のメリットでした。インドの現地採用ではそんな心配はいりません。これはインドに限らず、海外の現地採用でしたらクリアできるポイントですね!

2. 給料がそこそこいい

お給料は大事。インドって物価が安いから給料もそれに準じて低いんでしょ、と思っていました。ただ、現地の企業が外国人(私たち日本人)を雇用する場合には、一定の給与を支払わなければビザを発行しません、といった決まりがあります。その額がUS250ドルです。日本で新卒として働くのとあまり変わらない、むしろ良い?ことも期待できるのです。

聞いたところによると、福利厚生面(住宅貸与等)でこの条件を満たせることもあるそうなので、実際誤差は生じるのかもしれません。

3. 少数精鋭かな

現地採用とはいえ、就職先がインドの企業かというとそうではありません。日系のエージェントを通じて就職活動をした場合には、日系企業の方が多いかもしれません。日本からの駐在社員と現地採用(インド人や日本人など)で運営していることも考えられます。

現地採用は新卒採用のように定期的に行われている訳ではなく、人材が必要なときに募集をしています。次に入社する人には「コレをやってほしい」というのが明確に決まっているのだと思います。そうなると、責任は自ずとふってくるだろうなと。そういった環境の方が、成長できそうだなーと思ったためです。

なぜ、インドで現地採用?

ここまでインドの現地採用を希望していた理由を綴って見ましたが、正直インドである必要があったのかって感じですよね。私は、2回のインド渡航を経て興味を持ったので、はじめからインド現地採用!という頭でした。

海外で働きたいな→現地採用もあるんだ→どの国にしようかな→インドにしよう 

の流れではありませんでした。インドの現地採用というしくみを知って、理由を後付けした感じです。そういうわけで、ほかの国と比較したこともなく、他国の情報は一切持ち合わせておりません。。。

就職活動の流れ

インド在住の方にエージェントを紹介してもらう。

エージェント登録(履歴書、職務経歴書作成)←職務経歴書って新卒(既卒)にとって難題

書類選考ほぼ全落ち

1社通過したのでウェブ面接

ヘルプを求めて他のエージェントも紹介してもらう

message
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面談の日程調整を依頼後、返信なし

就職活動終了

こんなことをしていたら違っていたかもなー

・大手エージェントも利用する ←企業からの募集がなければどこにもないんだろうけど。

・求人サイト経由で、ばしばし応募してみる ←当たって砕けろ精神でエージェントを介さずに直接エントリーっていうのも一つの手段にはなるかな。

・担当エージェントへの連絡は自分からどんどん仕掛ける ←日本人であってもゆるいなぁ、という印象を受けました。全員に該当することではないんでしょうが。

(1週間後に合否通知がでるので連絡をもらう約束が、3週間連絡が来ず確認すると企業から保留の通知が来ていたことも。この間就職活動が全く動いていなかったのは、人生的にもったいなかったな。)←今回イチの後悔と学び。

・書類をもっと充実させている。(担当エージェントの方と改善するのを前提に未完成のファイルを登録時に送付したけど、修正していないと就職活動を辞めた後に気づいた。うーん、日系の企業にはそもそも英文の書類を提出していないのなら関係ないか。)

そもそもインドに行かない選択肢もあったもんな。最初から視野を狭めるのは私の悪い癖です。(^◇^;) 日本で自分の理想をかなえられるかも。まずは、とにかくプロの話を話半分に聞いてみたら良かったかも。語学を活かしたいけど、どんな分野で?とかひとまず誰かに聞いてみると思いもよらぬ出会いがあるかも!

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まとめ

新卒でインドの現地採用するメリット、懸念点

デメリットも利用すれば強みになり得るという思考だったので、あまりデメリットが浮かびませんでした。ただ、良いことしか書かないと思われたくないので、懸念点にして一般的に言われるようなことも書いています。こちらが全く気にしていなかったとしても「インドで本当に生活できるの?」と百発百中問われます。つまり、ここでの懸念点は私の価値観と合致していないものも含まれています。

○女性でも海外ですぐに働ける - △労働、生活環境は? 駐在妻との戦い!?

○日本の新卒と給与水準が変わらない - △保険や福利厚生は大丈夫?

○人数が少ない環境で仕事を学ばざるを得ない状況に身をおける - △駐在さんは中堅以上? 管理職?  恐そーーーーーって唯一の不安でした

○2-3年で方向転換できる - △その後のキャリアが不安定

就職活動について

・エージェントは片っ端から利用する?

求人はだいたい同じだそうですが、エージェントのサポートは異なりそう。(日本の就職活動に切り替えたときもエージェントは利用しましたが、連絡が来るわ来るわで大変でしたが、そういった心配はなさそうです)

定期的な募集ではなく求人数も少ないので、できるだけ早くエージェントに登録しておくことでチャンスが増えるかなと思います。新卒(既卒)は社会人経験がなく、なかなか厳しかったです。そこをカバーできるようにエージェントの方と協力する必要がありますね。ぜひ、密に連絡を。

在学中か、卒業後の充電期間?にインターンシップとか行っていれば、また違う視点を持っていたんだろうなーとも思います。インターンシップでいま必要不可欠っぽいですもんね。

さいごに

インドでの現地採用に失敗している人間発信の情報で説得力がないかもしれませんが、本気で行きたいと思っている方なら道は拓けそうです。実際に、成功されている方もいらっしゃるので。私の敗因は、私の行動不足にあります。こうはならないぞ、と私を反面教師に就職活動に励まれる方がいらっしゃれば幸いです。

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